M-BOX、、、何の事やらさっぱりな製品。
実はこの製品はCRAFT TARP 4250の化粧箱として、とんでもない箱を作ろう！という事で製作。
完成したのは良かったのですが、当たり前ですが原価率がとんでもなく高く、これでは販売が出来ないという分かり切った結末を迎えてしまったというオチ。
でも完成した化粧箱はとても良く出来ていて、このままフェードアウトするのは勿体無いという事で、前々からあった構想を練りこんで完成に向けて製作をしております。
その構想とは「簡易セキュリティーBOX」
アウトドアブームが過熱し、ギア自体にプレミア価格が付き、そして手に入らない。ここまでは良いのですが、キャンプ場にてプレミアギアの盗難が起こるというしょうもない事件が起きる。物騒も物騒で良いところ。変な時代に突入しましたね。
そんな盗難から守る事、盗難されるのではないか？という気持ちでサイトを離れる。これでは楽しみに来ているキャンプなのに本末転倒。少しでもそのような気持ちになって欲しくないという発想が前々からありました。それを盛り込んだのが
「M-BOX」（MOOSE BOXの略です）
製品を公開＝セキュリティーの意味が無くなる、この箱には貴重品が入っているいう認識を持たれる可能性がありますが、その辺はユーザー様がどのようにこのBOXを配置するか？によって大きく変わってくると思っています。
このM-BOXの大きな特徴は地面に置いたら「容易には持ち運び出来ない」ところです。箱の底面にはペグホールが数か所空いており、箱を地面に設置した後、ペグを打ち込む事で箱を地面に固定してしまいます。そして蓋にも南京錠をつける事が出来ますので、簡単には開けられない、簡単には持ち運びができないという機能を持っております。
ただ、箱字体は組み立て式なので、工具があれば分解は可能。そして箱を置いている周辺をスコップで掘り起こしてしまえば、箱字体は簡単に持っていかれるでしょう。ただ、箱を盗難しようとしても「数分はかかる」「怪しい行動が目に付く」そうなれば窃盗をする事への抑止力に繋がるのではないかと思っております。キャンプ場で工具の音が聞こえたら流石に注目の的でしょう。
もしくは布で覆ってしまえば箱の存在は見えません。そうする事で少しの安心感を得られて、そしてキャンプを楽しんでもらえればと思っています。そしてセキュリティーBOXと言っていますが、ストレージBOXとして使用して頂いても良いですし、テーブル的な位置づけでも良いですし、使い方は様々です。
このM-BOXを上手に使ってもらえたら幸いです。詳細はまた後日。
